１３、　ＮＩＳＡ（少額投資非課税制度）

皆様、年の瀬の最終日　ついに２０１５年も今日３１日の１日となりました。皆様にとりましてこの1年間はどのような１年でしたか？

このコーナーへの「いいね！」にも大変ありがとうございました。

さて、昨晩３０日は、年末恒例の『第57回日本レコード大賞』（主催：日本作曲家協会）の授賞式が30日、東京・初台の新国立劇場で開かれ、最優秀新人賞は新人賞4組の中からアイドルグループ・こぶしファクトリーに決定しましたね！で私、はじめてこの子達の存在を知ったのですが、「グループ名である「こぶしファクトリー」の由来は、春の訪れを告げるように、ほかの木々に先駆けて白い花を梢（こずえ）いっぱいに咲かせる日本原産の花、コブシ（辛夷）をモチーフに、コブシの花のように“優美”でありながら、にぎりこぶしに象徴される“力強さ”を兼ね備えたグループになる」という想いが込められているそうです。

しかし、私…レコード大賞に出ているアーティストのほとんどのグループが　　「わからない」　オヤジになっていました。１０年前はもっとmusic聞いてましたけど…(^^;;　年とったもんです。

皆様にとりまして明けまして来たる２０１６年がこの　「コブシ」　のようなすばらしい１年になる事をお祈りいたして本年のくくりといたします。

さて、２０１５年最後の情報です。大掃除の合間にcoffeebreak　読んでみて下さい(^^)
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（１）ＮＩＳＡの概略
（２）ＮＩＳＡの注意点
（３）ＮＩＳＡと保険の比較
（４）まとめ
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今回は「ＮＩＳＡ（少額投資非課税制度）」について見ていきたいと思います。
平成２６年から「ＮＩＳＡ（少額投資非課税制度）以下「ＮＩＳＡ」という」が開始されています。すでに口座を開設し投資を始められている人、これから口座を開 設しようと考えている人など様々だと思います。
ここでは、ＮＩＳＡで注意したい点をまとめてみます。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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╋■┛　　（１）ＮＩＳＡの概略
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ＮＩＳＡの制度の利用により、「投資」への関心の高まりとともに、将来の資産形成の備えとなる資産作りや経済成長のための家計の金融資産の有効活用が期待されています。
平成２７年３月時点のＮＩＳＡ口座開設数は、８７９万１，７４１口座となっており、年齢別比率の上位は、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
６０歳代（２６．９％）、
７０歳代（２０．８％）、
５０歳代（１７．０％）、
４０歳代（１４．０％）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
となっています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
その特徴は次のとおりです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
①１人１非課税口座を開設できます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
②年間の非課税枠は１００万円（平成２８年から１２０万円）です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
③非課税枠の未使用分を翌年に繰り越すことはできません。また、売却した分を非課税枠として使用できません。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
④すでに保有している上場株式などは非課税の対象となりません。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
⑤非課税期間は５年です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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╋■┛　（２）ＮＩＳＡの注意点
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ＮＩＳＡは、譲渡益や配当が非課税になるといった点が強調されますが、注意点も知っておく必要があるでしょう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
①非課税期間は５年です。
上場株式等にはリスク（「値上がり・値下がり」すること）があります。上昇するとは限りません。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
例）　１００万円で上場株式等に投資し、売却の際８０万円であったとしても誰も損失の補てんはしてくれません。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
②上場株式等の譲渡などにより生じた譲渡損失はないものとみなされます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
例）　１００万円で上場株式等に投資し８０万円になったとしても、その譲渡損失についてはなかったものとみなされるため、他の特定口座や一般口座の譲渡益と損益通算することや繰越控除することはできません。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
③非課税期間（最長５年）の終了時は、同一の非課税口座内の新たな非課税管理勘定に移管するか、特定口座や一般口座に移管することになります。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
例）　１００万円で上場株式等に投資し５年が経過５年後の時価が８０万円のとき
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
１．新たな非課税管理勘定に移管すれば５年間延長されます。ただし、移管できる時価は８０万円として移管
２．特定口座や一般口座に移管する場合、８０万円で投資したものとみなされます（１００万円で投資したものとはなりません）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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╋■┛　（３）ＮＩＳＡと保険の比較
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投資にはリスクがつきものです。投資対象が５年間に必ず値上がりするのでしょうか。激変する世界情勢を読み切る投資対象商品はあるのでしょうか。また、銀行などでＮＩＳＡ口座を開設している場合、投資対象は投資信託になるでしょう。投資信託は、保有している間の運営管理費用（信託報酬）が必ずかかります。その費用を購入時に確認し理解できているのであれば問題は少ないと考えます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
一方、生命保険は、契約時の予定利率が変化しません（利率変動型を除く）ので、契約時から保険期間終了時までの解約返戻金が明確で理解しやすいのではないでしょうか。また、生命保険の満期保険金や解約返戻金は、支払保険料を差し引いた後、さらに５０万円の特別控除があります。簡単にいえば儲かった額が５０万円以内であれば税金はかかりません。
それぞれの特徴を理解し活用することで資産を増やすことにつながるのではないでしょうか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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╋■┛　（４）まとめ
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ＮＩＳＡは、譲渡益や配当などが非課税である点では魅力があります。しかし、非課税期間５年間と短く、譲渡益を得られる保証はどこにもありません。この５年が１５年程度あれば話は別かもしれません。
次に、あなたは、自己のリスク許容度を知っているか考えてください。リスク許容度とは、例えば、投資したお金が無くなっても問題ない範囲の金額と考えましょう。　
リスク許容度を知らずしてＮＩＳＡは使いこなせないのではないでしょうか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
根拠：ＮＩＳＡの手続きに関するＱ＆Ａ
https://www.nta.go.jp/gensen/nisa/pdf/toshikaqa.pdf
政府広報オンライン（新しい投資優遇制度）がスタート
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201306/3.html
ＮＩＳＡ口座の開設・利用状況調査（平成27 年３月31 日現在）
http://www.fsa.go.jp/policy/nisa/20150610-1/02.pdf
国税庁タックスアンサー：一時所得
https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1490.htm
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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パブリックサポート株式会社

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